8.19.2011

ベルギー旅行 アントワープ8 プランタン・モレトゥス印刷博物館

ネーデルランド最大の印刷所といわれた工房兼住居です。
フランス人プランタンが1555年からアントワープで印刷業を始め、
後継者、娘婿のモレトゥスの17世紀に絶頂期を迎えました。


ルーベンスによる家族の肖像画が並んでいることからも
ものすごい富を築いたことが分かりますね。



これはお店。当時本は高価なものでいしたから、ここに来るのは学者か
裕福な方たちばかりだったのでしょうね。
下に外の通り側から撮った写真もあります。

ウィキペディアより
現存するものとしては世界最古の印刷機2台や同じ時期の印刷用活字一式など
プランタンが活動していた16世紀当時の印刷技術を伝える品物のほか
印刷事業に関わる設備の数々が保有されている。




グーテンベルク聖書
15世紀にドイツ・マインツのヨハネス・グーテンベルクが
活版印刷技術を用いて印刷した世界最初の印刷聖書。


私たちは当然のように本を手にしていますが
当時としてはものすごい発明だったんでしょうね。
教会にしかなかった手写しの聖書。
たくさんの人が手に取れたのはこの発明のお陰ですね。


17世紀の図書館。


ルーベンスが印刷所の公式下絵画家も務めました。

中庭がとても素敵でした。壁を這っているのはぶどう。

裏側の通りの本屋さんの入り口。

後から知ったのですがユネスコの世界遺産に登録されていました。
単独の博物館が世界遺産に登録されたのは初めてのことでした。

この後アンティーク街に行きましたがこれは省略して
次回はベルギー旅行最終日です。

0 件のコメント:

コメントを投稿