12.31.2011

良いお年を!

(今年最後の散歩にて)

12.30.2011

屋根裏部屋から出てきたもの

クリスマスから新年までの1週間はお休みをとる人が多く
主人も有給休暇の消化で休みをとっています。
クリスマスを気持ち良く過ごすために、またクリスマスの後も主人とお出かけしたり
ゆっくりと過ごせるように大掃除はクリスマス前に終わらせました。

クリスマスの翌日、用事があって義兄の家へ行ったのですが
屋根裏部屋の整理の真っ最中でした。
義兄が要らなくなったものをどんどん裏庭へ運んでいるのを見て、
「え~、これも、これも要らないの?なら、貰ってもいい?」と訊くと
「捨てるものだから、どうぞ。」って。

貰ってきたものは、すこし古いタイプのクリスマスのミニチュアハウス。
現行のものよりかなり小さく、中のランプも小さいです。
写真では分からないのですが、ライトもちっちゃいのでライトアップも控えめで
私にとっては新鮮でした。
教会や病院、薬局などの建物で小さな村になっています。


そして他に貰ってきたものは

アンティークのアイロン、まだ値札が付いたままの(笑)新品のリース、
花瓶やクリスタルの入れ物などです。
このアイロンは中に熱い石炭を入れて使うタイプのものです。
クリーニング屋さんで飾りとして置かれているのを見たことがあり
前回作ったミニチュアの「お裁縫部屋」のミシンの上にある棚に置かれているのは
このタイプのアイロンを真似て作ったものです。
まさか本物が手に入るとは…。

義兄には「何に使うの?」と訊かれて「う~ん、このまま飾る」と答えましたが
やはりグリーンのポットになりました。


屋根裏部屋から出てきた要らないもの。
ホクホク顔の私を見て義兄は不思議そうな顔をしていました。(笑)

12.29.2011

クリスマスの食事

26日の第2クリスマスの日は我が家でお祝いをしました。
25日の義母が作った食事と重ならないものを用意しました。

前菜の2種。
スモークサーモンのムース

帆立貝の貝柱のグリル。

メインの七面鳥とクランベリーソース。

その他付け合せにホワイトアスパラガスやサラダ、
デザートに洋梨の煮込み入りハングオップ(水切りヨーグルトで
普通のヨーグルトより濃厚な味わいです。)を用意しましたが、写真を撮り忘れました。

オランダでは(特に私の住む田舎では)貝類をあまり食べません。
だから帆立貝(こちらでは聖ヤコブの貝、又はコキーユと呼ばれています)は
どうかと思っていましたが、好評でした。
見た目がグロテスクな貝類はやはり食べず嫌いということなのでしょう。

初めての七面鳥もうまく焼けてほっとしましたが、食事の主役はやはり楽しい会話。
家族の皆で囲んだ食卓は本当に楽しかったです♪

12.25.2011

クリスマスのブーケ


クリスマス直前は花屋さんが賑やかです。
オランダでは普段から切花を部屋に飾る人が多く、いつもお客さんで溢れていますが
クリスマスはやはり特別です。
マーケットでもこの時期になると贅沢な食材が揃うのと同じく、
クリスマスには特別なブーケの為に色々な花材が揃います。
チューリップの切花はクリスマスが近くなると店頭に並ぶようになります。
このブーケは主人の実家用に買いました。
お花屋さんには既に作られたブーケがたくさん並んでいましたが、
義母にプレゼントしたいクリスマスブーケのイメージは決まっていたので
用意されていたブーケではなく、自分で花材を選んでブーケにしてもらいました。


ホワイトのチューリップ、ランキュラスとエウカリプトゥス(ユーカリ)のブーケで
ホワイトクリスマスのイメージにしました。
純白のチューリップは清らかなイメージ。ランキュラスはコロンとしたフォルムが可愛いです。
義母に喜ばれますように…。

↓は自宅用のブーケです。

エウカリプトゥスを数本だけ買って水栽培していたヒヤシンスが咲いたので
花を切り取ってブーケにしてみました。もみの木とアイビーの実は頂きもの。
クリスマスの時期はお花が普段の数倍の値段になります。
だから自宅用は家にあるもので済ませました。(笑)

12.24.2011

クリスマスデコレーション10

クリスマスデコレーションの主役はやはりクリスマスツリーでしょうか。
今年はのいつものダークレッドとパール色のクリスマスボールに
ガラスのエンジェルとシルバーの松ぼっくりが新たに加わりました。


前にも紹介したガラスのエンジェル。
自然光でもキラキラと綺麗ですが、ライトアップするとまた違った輝きです。

この松ぼっくりもガラスでできています。
去年まで飾り付けはまん丸のボールだけだったのが
この長細いフォルムが入っただけでイメージがちょっと変わったかな。

クリスマスツリーの下にはプレゼントの他にぬいぐるみや飴などを飾りました。
おもちゃをクリスマスツリーの下に飾るアイディアは
ドイツのクリスマスマーケットに行ったときに買ったチョコレート缶のイラストからです。

木箱のぬいぐるみは殆どが頂きものですが、この中に30年程前のものがふたつあります。
左上のリスとゾウさんです。主人が赤ちゃんの頃のものです。
クリスマスはいよいよ明日。楽しみです♪


12.23.2011

クリスマスデコレーション9

毎年恒例のミニチュアハウスのライトアップデコレーションです。
改めて見てみるとドイツのクリスマスマーケットの時に見た街並みに
似ているような気がします。


だからここはドイツのクリスマスコーナーにしてみました。
ケルンに行く度にひとつづつ集めたくるみ割り人形。
今年で3つ目。今年は中央のいつもと違うタイプのくるみ割り人形を買いました。


このブログはいつまでクリスマスデコレーションシリーズが続くのかと
思われているでしょうか?クリスマスまでには終わりますので今暫しご辛抱を!(笑)

12.22.2011

頑張れ!勿忘草

8月に種まきをした勿忘草。
秋には地植えにしなければならないのに、ひょろひょろと伸びるだけで
しっかりした芽に育っていませんでした。
種まきの様子はこちら

こんなにひょろひょろの苗を秋に地植えにしてしまって
厳しい冬を越せるだろうかと心配でした。
でもポタジェ・デーで出会ったワイルドフラワーの種屋さんにアドバイスを頂いて
10月にひょろひょろ苗を地植えにしました。
すると私の心配とは裏腹に地植えにした途端、元気な苗に育ち、
雪の降る日にもこんな感じで頑張ってます!


早春に室内で種まきをして外が暖かくなってから植え込むという種まきしかしたことの
なかった私ですが、夏蒔きの種まきもうまくいってくれるかな?

12.21.2011

クリスマスデコレーション8

去年まで私たちの家族は12月5日のシンタクラースのお祝いで
プレゼント交換をしていました。
今年からはクリスマスですることになったので
プレゼントは25日までクリスマスツリーの足元に置くことにしました。
普段ここにはある楽器が置かれているのですが、
プレゼントを置くのに邪魔になるのでクリスマスの間は別の場所に移動させました。
譜面台を手にしたとき、「そうだ、これもクリスマスデコレーションに使おう♪」
と思いつきました。


取って置いたクリスマスらしいラッピング使い、Welcomeの気持ちを込めて新聞紙の文字を
切り取った"Welkom"(オランダ語)を貼り付けました。
グリーンは裏庭のアイビー。雪のクリスマスライトをつけて出来上がり。
偶然なのですがウェルカム・ボードっぽくなったので玄関スペースに飾ってみました。


譜面台を使ったデコレーション、ナイス・アイディアだったかな~と思っているのですが
私のオリジナルなだけにみんなの反応はどうかなぁ。(←ちょっと自信ないです。笑)
まっ、「ようこそ、我が家へ」って気持ちが通じればいいっか♪

追記: 家に帰ってきた主人がこのウェルカム・ボードを見て、
    「ふむふむ、今日の前菜は…で、メインは…か。まずまず」だって。
    レストランの入り口のメニュープレートに見えたそうです。(苦笑)


ちなみに今夜は主人の好きなふわふわハンバーグでした。

12.20.2011

雪の中で咲くクリスマスローズ

昨夜雪が降ったようです。
今朝今年初めての銀世界を見ました。
裏庭で咲くクリスマスローズ。
寒すぎると萎びてしまいますが、今日は雪も溶けそうな日和で綺麗に咲いていました。
冬に咲く花は雪がお似合いですね。



去年の12月は雪が降り続き、日中も氷点下の世界だったので
1ヶ月間ずっと銀世界でしたが、この花は萎れていました。
今年はクリスマスにこの花が楽しめそうです。

12.19.2011

クリスマスデコレーション7

クローシェにクリスマスボールとLEDランプを入れただけのデコレーションです。


今年のクリスマスは25日は主人の実家で、26日は私たちの家で迎えることになりました。
皆にクリスマス気分を味わってもらえるよう、今年はいつもよりクリスマスデコレーションを
たくさん飾っています。皆にWelcomeの気持ちが伝わればいいな。

12.18.2011

クリスマスデコレーション6

主人の実家のご近所さんがお庭の実付きアイビーをくださったので
リビングのテーブル用にクリスマスデコレーションを作りました。


リースを作ったときの残りのコットンの花と
裏庭のスキミアにも赤い可愛い蕾がついていたので使いました。
フラワーアレンジメントの吸水スポンジに挿しているだけです。
こういうアレンジはお花屋さんでもスーパーマーケットでもたくさん売られているのですが
お庭のものをチョンチョンと切ってきて、家にあるものを使っても簡単にできるものですね。
しかも自分で作る楽しみも味わえます♪

12.17.2011

鳥たちへのクリスマスプレゼント2

このお皿に入れた鳥たちの餌、リンゴはすっかりクロウタドリに食べられましたが
(リンゴの芯まで食べたのかどこにも見当たりません。)
シードの方はどうなるだろうと見守っていると、雨が降って水浸しになってしまいました。


穴を開けるとシードが毀れてしまうのでどうしようかと思っていたら、
水浸しでも問題ない~と食べている方、約一羽。
ヨーロッパコマドリさんでした。


実はこのヨーロッパコマドリ、常連さんになってくれていたのですが、
うちの裏庭の餌が食べれなかったんです。
というのは…


この餌箱には鳥たちの大好きなピーナッツが入っているのですが、
網の部分の側面と下側にとまってピーナッツを突っついて食べられるようになっているので
ヨーロッパコマドリに無理なのです。

↓こんな感じでシジュウカラやアオガラは毎日むしゃむしゃ食べてます。


↑この餌箱は鳥たちを良く観察できるようにと買ってきたものです。
ピーナッツやひまわりの種を今まで使っていた餌箱に入れると、食い逃げ
(種をくちばしに銜えてどこかに飛んでいってしまい、そこで食べる)されるのです。
この網式の餌箱だとピーナッツを持っていけないのでここで食べるしかなく
食べている間私がじっくり観察できるという訳です。

という訳で、アクロバットができない鳥たちにも餌を食べてもらえ、不公平解消。
めでたし、めでたし。

*おまけ*

このヨーロッパコマドリ、裏庭の巣箱をよく観察していましたが、
ここには卵産みそうにないですね。
ヨーロッパコマドリの雛も可愛いでよね~。見てみたい…。

12.16.2011

鳥たちへのクリスマスプレゼント1

冬の間は庭仕事をすることが少なくなるので、楽しみはやはり鳥たちを眺めること。
そんな鳥たちにとても親近感を感じています。

クリスマスが近くなったので鳥たちにもプレゼントを用意することに。
といっても特別なものではありません。

実はリンゴは以前にも鳥たちのためにぶら下げたことがあるのですが、
誰も食べてくれなかったので、このリンゴも食べてくれるか分かりませんでした。
このボール型の餌も器用に止って食べることができる鳥たち
(シジュウカラやアオガラたち)とそうでない鳥たち(クロウタドリ、ヨーロッパコマドリ、
スズメたち)がいます。
食べられない鳥たちはシジュウカラたちが落としたカスを拾っています。
それでは不公平なのでお皿にシードの餌を入れてみました。


初めに見つけたのはアオガラさんのようです。

そして食べるかどうか分からなかったリンゴも
買い物に行っている間に半分も食べられていました。
こんなに早く食べられるということは大きな鳥なのかな?と思っていたのですが、

クロウタドリでした。
リンゴひとつを食べ終わり、木にぶら下がっているリンゴに取り掛かっていました。

この調子じゃクリスマス前には全部なくなっちゃうね。

12.15.2011

明日は「マウスマンション サムとユリア」の発売日です。


「マウスマンション サムとユリア」はオランダで発売と同時に
売り切れとなったほど人気のある絵本です。
この本を本屋さんで初めて見たときは、心臓がバクバクしていました。(笑)
お部屋のひとつひとつが、そこに置かれているものの全てが素敵で
そしてそこに暮らすネズミたちの表情が生き生きしているのです。

日本語版が明日12月16日に発売になりますが、
実は翻訳本として発売されるのは日本語が一番早いのです。
カリーナさんのブログでも翻訳本を心待ちにされている方のコメントを見ますが、
日本語が英語よりも早いのにはびっくりしました。

こちらのプロモーション映像ではマウスマンションの全体像と色々な部屋を
細かく見ることができます。


そしてオランダでは12月16日から「マウスマンション」がアムステルダム図書館で
永久展示されることになり、マウスマンションの実物を見ることができるようになります。
私も是非本物のマウスマンションを見てきたいと思います。

サム、ユリアと他のネズミの仲間たちの生活や冒険を覗いてみてください。
そこには素敵な世界が広がっています。

(この画像はカリーナ・スハープマンさんの了承を得て載せさせてもらいました。)

12.14.2011

ドイツのクリスマスマーケット お土産編

クリスマスマーケットではあれもこれも素敵なものにたくさん出会いましたが
結局何も買いませんでした。

でもデパートの食品コーナーが好きな二人はそこで色々買って来ました。
ほとんどがチョコレート。(笑)主人はチョコレート、私は缶の容器が気に入って♪


↑右下に写っているキャンドルホルダーは珍しいことに主人が気に入って買ったものです。
ヒイラギの実と葉の手描きのものです。
↑左上はミニチュア用のリースとバスケット。いずれもホビーショップで買いました。
ドイツのホビーショップは大きくて品揃えが素晴らしい!
ここに住んでたらこのお店で散財しそう。(笑)

↓右のチョコレートの缶はキャンドルホルダーになるように星型の穴が開いています。
綺麗でしょ?

↓このクリスマスボール、昔のイラストが使われているのか良い感じです。
中には美味しいチョコレートが入っていました。

クリスマスボールとお揃い柄のチョコレート缶。色鉛筆入れに使えそう。

オランダにはこんなに可愛い缶をあまり見かけないので、
久しぶりに缶で興奮してしまいました。(笑)
イギリスにもたくさんありますよね~。
デパ地下が好きな私たちはHarrodsに行くと地下だけしか見ません。(笑)


12.13.2011

ドイツのクリスマスマーケット マーケット編

ミュンスターの中心街に5箇所、約300件のマーケットが出ていました。
マーケットの90%ぐらいはクリスマスのデコレーション。
こんなにたくさんのデコレーションを一度に見るのは初めてです。

大きなくるみ割り人形がトレードマークのお店。
さて中はどんな感じでしょう。

デコレーションもので溢れていました。
ちょっと見ずらいですが、右下の白のスケート靴のデコレーションが可愛かったのですが
とても手が出ないお値段でした。(笑)
安いものではないので毎年ひとつかふたつという風に
少しずつ増やしていくのが楽しいですね。

左下にガラスのデコレーションがありましたが、私がオランダで買ったガラスのエンジェルに
良く似たものがありました。どちらもハンドクラフトですが、ここのはひとつ500円。
私のは3つが50円。この差は何でしょう?

他のマーケットにもクリスマスツリーにつけるデコレーションがずらり~。
クリスマスのデコレーションはすべて薄いガラスで出来ているので取り扱い注意ですね。


ミニチュアものもたくさんあってもう夢のよう~♪


マーケットはこういう感じに小さな小屋がたくさん並んでいます。
晴れた日でしたが風が強かったのでずっと外にいるとかなり寒かったです。
そういう日には…

↓ここです。これは午前中に撮った写真なので人が少ないですが、
午後~夜は賑わっていました。
この日は金曜日だったので午前中は人が少なかったですが午後3~4時ごろになると
仕事を終えた人達でいっぱいになりました。
ドイツって金曜日は2~3時ごろ仕事を終えるのですよ。
少なくとも私のドイツの取引先は皆そうでした。

↑の写真では分かりませんが、これ↓です。
左がグリューワイン、右がドイツの卵酒。
オランダにも卵酒はありますがこうやって暖めては飲みません。
卵のリキュール、白ワイン、バニラ、砂糖が入っているお酒です。
これに更にラム酒などを追加で入れることもできます。
私たちは普段お酒を飲まないので、これだけでほろ酔い気分。
寒くて主人と二人、ブルブル震えていましたがこれを飲んだら本当に暖まりました。
このカップは記念に買うこともできます。毎年集めている人もいるのだとか。

温まったところで更にマーケットを散策。

食べ物のマーケットもありました。
いつもサイクリングで行くドイツの街で食べるソーセージも美味しいですが、
ここで食べた炭火焼ソーセージはもっと美味しかったんです。
パン屋さんでプルーンのたっぷり入ったパンも買って帰りました。

↓これはデパ地下。チョコレートに目のない主人と、缶が好きな私にツボなコーナー。

↓これはマーケットではなくお店。可愛いものがい~っぱい!
買わなくても見てるだけで楽しいお店でした。右の豚のランプが一番のお気に入り。
「紅の豚」っぽくないですか?

夜はレストランで食事をして帰ることにしていたのですが、
見つけた素敵なレストランはまだ6時開店と同時に入ったのに予約で一杯でした。
仕方なくマーケットのピザを食べて帰りました。
でもこのピザ作りたてのピザを本物の石釜で焼いたもので美味しかったです♪
カメラを向けるとおじさんポーズをとってくれました。

寒かったけれど暖かいクリスマスの雰囲気に包まれて至福の一日でした。